休日はカメラを持って新宿を散歩しよう。新宿エリアのフォトジェニックなスポット5選。
新宿は渋谷、池袋と並ぶ3台副都心の一つ。
東京都庁を中心とする副都心高層ビル街、歓楽街の歌舞伎町、新宿御苑などバリエーション豊富な観光スポットを多く持つ街が新宿だ。
さらに、新宿駅は東日本エリアの駅使用人数としては一位。
日々、多種多様な人々が24時間この新宿という街を行き交い、その人々がこの新宿という街の風景を作り出している。
この新宿の個性的な街並みと街並みを作る人々を写真に取り入れることで「新宿」という街の個性を捉えることができる。
24時間眠らない街「新宿」は、フォトジェニックなスポットは表情を変える。
そんな街の表情をカメラのファインダーを通して感じることで、自分らしい、アーティスティックな一枚を撮影することができる。
1. 新宿のパノラマを一望できる「新宿都庁」
新宿都庁の展望台は新宿のビューが一望できる絶景の撮影スポットだ。
地上202m、45階にある展望台までは、55秒で一気に上ることのできるエレベーターを使用。
展望台からは晴れた日には富士山、東京タワー、東京スカイツリーを望むことができる。
展望台からの撮影のおすすめは南西の方角。
新宿パークターワーや東京オペラオペラシティーが望める方角だ。
展望台の営業時間は9:30〜23:00なので、夕暮から夜景が望める時間がベストタイム。
おすすめは「絞り優先オートモード」でf4〜8に設定し、ISO感度を800/1600にすると手持ちでも綺麗に撮影ができる。
レンズは広角レンズを使用するとダイナミックな新宿の夜景撮影が可能だ。
2. 人気のフォトスポット「新宿アイランドタワー LOVE オブジェ」
TVドラマのロケーションで使用されるこの「新宿アイランドタワー LOVEオブジェ」はアメリカ人のアーティスト、ロバルト・インディアナによるもので、日本のこの新宿アイランドタワー以外に、アメリカ国内の主要都市をはじめ、スペイン、カナダ、シンガポール、台湾などの世界各国にもこのオブジェは設置され人気のフォトスポットだ。
撮影のおすすめ時間帯は平日の夜の夕方から夜にかけて。
背景にビルのネオンを入れこむむのであれば、ビルの窓からの光や人や車の流れをスローシャッターで撮影すると新宿らしい雰囲気を映し出すことができるからだ。
広角レンズを使ってオブジェクトと背景を捉えると“新宿”という独自のLOVEオブジェを撮影できる。
3. ネオンをアートに撮影できる「新宿歌舞伎町」
映画やドラマの劇中のロケーションとしても有名な「新宿歌舞伎町」。商業施設や飲食店が所狭しに並び、常に大勢の人が集まる、ネオン街だ。
靖国通り、さくら通り、区役所通り、それぞれの大通りから見る歌舞伎町のネオン、その通りが作り出す風景や人並みは異なり、カメラ越しに覗く風景はどれも個性的だ。
夜の街「歌舞伎町」は、スローシャッターで大通りを通り過ぎる車や人々を撮影することで、この街が持つ独自の人や街の流れを映し出すことができる。
さらに、望遠レンズを持参して、ひしめき合うカラフルなネオンの数々をアーティスティックにフレーミングしてみることでオリジナルの一枚を撮影することができる。
4.レトロな街「新宿ゴールデン街」
新宿区歌舞伎町一丁目の地区にある「新宿ゴールデン街」。
第二次世界大戦後に建てられた木造長屋建ての建物に約200軒近くの飲食店が並び、独特のレトロな雰囲気を醸し出している。
路地に様々な個性的な軒が並ぶ趣は、レトロでどこか懐かしい雰囲気が漂う場所だ。
「新宿ゴールデン街」の撮影は、人々が集う夜の街も、日中の人影が少ない時間帯も、それぞれ独自の雰囲気を持つ。
ユニークな看板、軒先に吊るされた提灯や看板など、ゴールデン街ならではのアイテムと路地全体を広角レンズでフレーミングすることで、レトロな空間の印象がさらに伝わる一枚に。
5. 新宿の風景と自然が撮影できるスポット「新宿御苑」
新宿のオアシスと呼ばれる「新宿御苑」は新宿駅から徒歩10分の距離にある庭園だ。
明治38年に作られたこの庭園は58.3ヘクタール、周囲3.5kmの広さを誇る。
春には桜、秋には紅葉が満開になり、多くの人々が訪れる人気の観光スポット。
御苑からは新宿の街が望めるのも魅力の一つだ。
新宿御苑は季節ごとの彩りが美しい。
そんな彩りを切り取ってみることができるのも、この新宿御苑の魅力だ。
そんな季節の色合いと都会の新宿を対照的にフレーミングしてみることで、“新宿”という個性的な街の雰囲気を撮影することができる。
また、撮影の時間帯は人が少なく、柔らかな光が差し込む朝がおすすめだ。
おわりに
新宿という街には24時間、多種多様な人、物が溢れている。
新宿で撮影する際には、事前にコンセプトを決めることが重要だ。
撮影したい内容によって場所と時間を選んででかけることで、自分らいい「新宿の街」のフォトエッセイが仕上がる。