真似すればプロ並み!?渋谷・原宿エリアのベストフォトジェニックを撮り方も合わせて紹介
カッコイイ建物や、他の街には無い風景など、渋谷・原宿エリアは被写体の宝庫です。
誰もが写真に写す場所も、高い場所から鳥のような目線で撮影したり、しゃがんで下から猫目線で撮影したりすることで、他の人とは違った実験的な写真が撮影できます。
魚眼レンズに見えるアプリを使ったり、レンズの前にアタッチメントを装着して画角を変えると写真に力強さが出るので試してみましょう。
スマホのカメラも最近は暗い場所での撮影に強くなったので、夕方から夜にかけての撮影もブレずに撮影できるようになりました。夜景を綺麗に撮影するには、日没の10分から5分ほど前に撮るようにすると、空と建物、そしてライトも映えます。
風景を撮影するなら、真昼は影が真下に出て重い写真になってしまうので、朝もしくは夕方がおすすめです。
1 東急プラザ 表参道原宿
2012年4月にオープンした原宿のファッション・テーマパークです。
中村拓志設計による建築で、茶色い王冠をかぶったようなユニークな外観はカメラマン心をくすぐられます。
おもはらの森と呼ばれる屋上庭園では、6階のスターバックスのコーヒーを片手に、庭園散策もできます。
写真の撮り方
入口から2階に上がるエスカレーター周辺は「万華鏡」と名付けられています。
エスカレーターを上がってから1階入口を振り返ると、このようなカットが撮影できます。
画面からエスカレーターをわざと外すことで、上下がわからなくなる浮遊感のある写真になります。
人の少ない時間帯を狙ってモデル撮影するのもオススメ。
逆光ぎみに撮影すればエスカレーターの人の表情は映らないので、露出を1階の外にあわせましょう。
2 スクランブル交差点と渋谷109
渋谷のスクランブル交差点は、外国人も注目している撮影スポットで、1日に50万人もの人が利用しています。
そして渋谷の109も、ニッポンのカワイイ文化の中心として世界に注目されています。
円筒形の109と世界一のスケールのスクランブル交差点のコラボを、自分ならではの完成で切り取ってください。
写真の取り方
魚眼レンズ(フィッシュアイ)アプリを使うと、見慣れた風景も力強い画面になります。
魚眼レンズには画面の端に行くほどデフォルメされてゆがむ効果があります。
本格的に魚眼レンズで撮影したくなったら、スマホのレンズ前にアタッチメントレンズをつけましょう。
普通のレンズは40度から60度が撮影範囲ですが、魚眼レンズは180度に広がります。
3 渋谷ヒカリエ アーバンコアのエスカレータ
新しい渋谷の名所になった渋谷ヒカリエは、2012年にオープンした商業施設です。
東横線や地下鉄の渋谷駅とヒカリエを結ぶ地下3階から4階までを結ぶエスカレーターは、ダイナミックな作りになっており、地下3階からは、アーバンコアと名付けられた巨大な吹き抜けを見上げることができます。
写真の取り方
地下3階から空を見上げる俯瞰目線や、4階から見下ろす鳥瞰目線で、都市建築の美しさを引き出しましょう。
エスカレーターと丸型のサイネージをうまく組み合わせて、自分ならではの構図を見つけるのがポイントです。
そして構図が決まったら、色の中心を決めましょう。
エスカレーターの蛍光灯を強調したいのか、サイネージを見せたいのか、フロアにいる人を際立たせたいのかによって、ホワイトバランスを温色系もしくは寒色系に調節します。
4 渋谷ハチ公と猫
日本人なら、誰もが知っている待ち合わせ場所のハチ公前。
ここで数年前から、猫を時々見かけるようになりました。
「ニャチ公」とも呼ばれるこの猫。
犬の彫刻の下に猫がいるというシュールな様子が話題で、ツイッターやインスタでも時々見る写真です。
首にシュシュをつけている時もあるので、どこかの飼い猫なのかもしれません。
写真の取り方
猫を撮影する時は、上から撮影せず、猫の視線と同じ位の高さになるようにレンズを下げて撮影します。
猫の目線になって構図を考えてください。
野良猫ウォッチングをしながらの撮影は、散歩の楽しみでもあります。
もしハチ公に猫がいなかったら、渋谷原宿界隈の野良猫スポット、JR渋谷駅から徒歩5分の金王(こんのう)八幡宮や、JR原宿駅から徒歩10分の穏田(おんでん)神社で猫を狙ってみましょう。
5 原宿「MiLKcafe(ミルクカフェ)」
お洒落なカフェが多い渋谷原宿エリアの中で、夕方から夜にかけて撮影すると海外のような雰囲気が出るのがこちらのスポットです。
現役読者モデル達がスタッフでもあるので、お願いして写真の中に入ってもらうのもアリ。
昼はカフェ、夜はディナー営業しているので、撮影で歩き疲れた時にも使えます。
JR原宿駅から徒歩10分と、アクセスしやすい場所です。
写真の取り方
ドアを開けて人が店に入る瞬間を、少し遠目から狙うことで写真に動きが出ます。
ライトの色の温かみを強調したい時は、ホワイトバランスを温色系(白熱灯)にシフトさせます。
反対に屋根のツタの葉や建物の木の材質の質感を出したい場合は、ホワイトバランスを寒色系(蛍光灯)にシフトします。
店内の椅子やシャンデリアもしっかり写したい場合は、ISOを800や1600にセットしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
身近な場所でも取り方ひとつで写真はがらっと変わってきます。
休日時間があって、ちょっと出かけたいなーと思ったら渋谷や原宿周辺に写真を撮りに行くのも楽しいかもしれません。